MCP研究室 公開メモ

実務で使えるMCPを、導入リスクまで検証する図鑑。

MCPはAIに外部ツールをつなぐ仕組みです。ただし、便利さだけで選ぶと権限や安全面でつまずきます。このページでは、GitHubの定量情報、使いどころ、注意点、MCPB化候補を日本語で整理します。

MCP図鑑の専用ビジュアル。実務評価、安全性、権限、公式、MCPBを整理している
MCPは手足。記憶、役割、ルール、導入リスクまで揃えて初めて実務で使いやすくなります。
9件初期掲載MCP/関連リソース
2026-07-06GitHub API確認日
3段階導入難易度と権限リスク評価
簡単導入候補良いものはダブルクリック導入へ

MCP図鑑

まず「何をAIに任せられるか」で見てください。スター数やライセンスは、導入してよいかを判断するための補助情報です。

最初は「SNS・投稿」「Web画面確認」「開発・GitHub」から見ると、何に使うか想像しやすいです。

Context7

AIに最新の公式マニュアルを読ませる。

古い情報でコードを書かせたくない時に使います。

外部(非公式) OSS
実務評価A
できること
最新情報確認
人気目安
58,655
導入
低め

Next.jsやSupabaseなど更新が速いツールで、AIが古い書き方を出す問題を減らします。

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実務で効く場面

Next.js、Supabase、LangChainなど、AIの学習時点との差分が出やすい技術を扱う時。

定量情報

GitHub Stars 58,655 / 最新Release ctx7@0.5.4 / License MIT。

安全・権限

権限リスクは低〜中。参照情報が常に正しいとは限らないため、重要実装では公式一次情報も確認。

MCPB化

候補。導入手順を短くしやすく、初心者向けパッケージとの相性が良い。

Playwright MCP

AIにWeb画面を見て、クリックしてもらう。

人がブラウザで確認していた作業をAIに任せたい時に使います。

公式 Microsoft
実務評価A
できること
画面確認
人気目安
34,768
導入

ページを開く、ボタンを押す、入力フォームを見る、スクリーンショットを取る、といった確認作業に向きます。

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実務で効く場面

UIの状態確認、フォーム検証、Webアプリの手動確認を減らしたい時。

定量情報

GitHub Stars 34,768 / 最新Release v0.0.77 / License Apache-2.0。

安全・権限

権限リスクは高め。ログイン済みブラウザや本番環境の誤操作、プロンプトインジェクションに注意。

MCPB化

候補。ただし初期設定はテスト環境・権限限定を標準にする。

GitHub MCP Server

AIにGitHubのIssueやPRを見てもらう。

開発中の確認や整理を、毎回コピペせずAIに任せたい時に使います。

公式 GitHub
実務評価A
できること
開発確認
人気目安
31,237
導入

Issue整理、PR確認、リポジトリ情報の参照など、開発運用の反復作業をAIに寄せたい時に向きます。

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実務で効く場面

GitHub上の情報を毎回貼らず、Issue/PR/コード確認をAIに扱わせたい時。

定量情報

GitHub Stars 31,237 / 最新Release v1.5.0 / License MIT。

安全・権限

権限リスクは中〜高。tokenはread中心から始め、書き込み権限は用途ごとに分離。

MCPB化

候補。権限プリセットと戻し方を明記できれば実務導入しやすい。

Official reference servers

MCPの基本を試すための公式サンプル集。

ファイル操作やGit操作など、MCPで何ができるか小さく試したい時に使います。

公式 Reference
実務評価B+
できること
基本確認
人気目安
88,111
導入
低〜中

Filesystem、Fetch、Gitなど、MCPの基本動作を理解する入口。最初の検証教材として便利です。

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実務で効く場面

ローカルファイル整理、Git操作、Fetchなど基本パターンを小さく試したい時。

定量情報

GitHub Stars 88,111 / 最新Release 2026.7.4 / Licenseはサーバーごとに個別確認。

安全・権限

用途次第。Filesystemは許可フォルダを最小化。Fetchはアクセス先、Gitは書き込み操作に注意。

MCPB化

慎重。再配布より、用途別に権限を絞った自社プリセット化が向く。

GitHub MCP Registry

使えそうなMCPを探すための入口。

何を入れればいいか探す時のカタログとして使います。

公式 Registry
実務評価B
できること
候補探し
状態
preview
導入

MCPそのものではなく、探すための入口。導入前に候補を集め、公開元の確認をする時に使います。

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実務で効く場面

新しいMCPを探す、公式性を確認する、比較候補を集める時。

定量情報

GitHub Docs参照 / 状態 preview / 用途は探索・比較。

安全・権限

権限リスクは低め。ただし見つけたMCPは個別にライセンス・権限・更新日を確認。

MCPB化

対象外。MCPB化するのは、ここで見つけた個別MCP。

X API FastMCP Server

AIからXの投稿や検索を扱う公式API系MCP。

X運用をブラウザ操作ではなく、正規APIで扱いたい時の本命候補です。

公式 X Developers
実務評価A-
できること
X運用
人気目安
833
導入
高め

X Developer Platformの公式MCP。投稿、検索、ユーザー情報などを正規API経由で扱いたい時の本命候補です。

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実務で効く場面

投稿、返信、検索、アカウント運用を、ブラウザCookieではなく公式API/OAuthで扱いたい時。

定量情報

GitHub Stars 833 / Forks 123 / Open issues 17 / Releaseなし / updated 2026-07-06。

安全・権限

権限リスクは高め。X Developer Platform app、OAuth token、API制限、投稿権限の分離が必要。

MCPB化

候補。ただし配布時はtokenを同梱せず、権限説明と投稿前確認を標準にする。

Agent Memories X Starter

X投稿連携をローカルで試すスターター。

Agent Memoriesで、AIパートナーから投稿ワークフローを試したい時に使います。

エージェントメモリーズ公式 MCPB
実務評価B+
できること
X投稿補助
形式
MCPB
導入
低め

Agent Memories向けに、ローカル環境のX投稿連携を試すためのスターターパックです。

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実務で効く場面

自分の端末内セッションを使い、AIパートナーから投稿ワークフローを試したい時。

定量情報

自社配布。GitHubスターではなく、version/SHA256/配布ページで管理。

安全・権限

Cookieを運営サーバーへ集約しない方針。投稿前の確認とroute分離が前提。

MCPB化

公式MCPB。ダブルクリック導入の実験台として改善していく。

Upload-Post投稿API

複数SNSへ投稿するための外部投稿API。

MCPではありません。投稿基盤としてAI運用と組み合わせる関連ツールです。

MCPではない API連携
関連度B+
できること
SNS投稿
状態
API
導入

X、Instagram、Threadsなど複数媒体の投稿運用を、MCPやブラウザ操作と分けて管理したい時の関連ツールです。

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実務で効く場面

媒体ごとのCookie管理を減らし、投稿・予約・画像投稿を共通APIで扱いたい時。

定量情報

MCPではないためGitHub Starsでは評価しない。対応媒体、失敗率、投稿ログ、料金、API制限で評価。

安全・権限

権限リスクは中〜高。投稿先route、PR表記、投稿前dry-run、失敗時の重複投稿防止が必要。

MCPB化

そのままMCPB化対象ではない。必要なら将来、Upload-Post APIを呼ぶ自社MCPを別途作る。

Tips投稿・出品連携

AIでTips記事の投稿・出品・導線管理を支える。

Tips公式MCPで、記事作成・公開・販売管理までAIから扱える連携です。

Tips公式MCP 運用実績あり MCPB候補
実務評価S
できること
Tips運用
状態
公式MCP対応
導入
MCP URL

Tips公式がMCP対応を公開済み。記事の作成・編集・公開、販売履歴の確認までAIとの会話で進められるため、コンテンツ販売の実務価値は高いです。

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実務で効く場面

Tips商品ページ、無料記事、有料テンプレ、出品、購入後案内をAgent Memories側の導線とつなげたい時。

公式情報

Tips運営事務局が2026年6月にMCP対応を公開。MCPサーバーURLは `https://tips.jp/mcp`。2026年6月29日追記でエディタ形式対応も拡張済み。

安全・権限

販売ページ、価格、公開/下書き、購入者導線に関わるため、誤公開防止、確認ステップ、戻し方を必須にする。

MCPB化

有力候補。Tips公式MCPを使い、Agent Memories向けの安全確認・下書き優先・公開前チェックを同梱したMCPBとして検討する。

数値は2026-07-06 22時台JSTにGitHub APIまたは公式ドキュメントで確認。スター数は変動します。公式MCPが確認できないサービスは、MCPと断定せず、API連携・自社連携・MCPB候補として分けて掲載します。

安全導入チェック

MCPはAIに手足を渡す仕組みです。便利さより先に、どこまで許可するかを決めます。

1. 権限を小さく始める

Filesystemは必要なフォルダだけ。GitHubは最初read中心。Browser系はテスト環境から始めます。

2. secretを渡さない

APIキー、Cookie、tokenはMCP設定やチャット本文に直接貼りません。secret置き場と参照名を分けます。

3. 戻し方を決める

設定ファイル、許可ディレクトリ、token権限、MCPBの削除方法を先にメモしてから導入します。

ダブルクリック導入までの流れ

良いMCPは、紹介して終わりにしません。ライセンスと権限を確認し、MCPB化できるものから使いやすくしていきます。

MCP研究室で発見・検証

X投稿で反応を見ながら、仕事での使い道、導入時の詰まり、注意点を集めます。

図鑑に保存

Agent Memories側で、GitHubリンク、スター数、version、権限、ライセンス、導入難易度を整理します。

MCPB化候補へ昇格

ライセンス、再配布可否、権限リスクが確認できたものだけ、ダブルクリック導入の候補にします。

公開前にQC

version、SHA256、使い方、権限、戻し方、関係性表記を揃えてから配布します。

あなたのAI環境に、どのMCPが必要か確認する。

ツールを増やすだけでは、AIは相棒になりません。記憶、役割、ルール、外部ツールをどう組み合わせるかを整理すると、毎日の作業が続きから進みます。

MCP研究室は Agent Memories 応援/PRありの検証アカウントです。自社関連ツールは関係性を明記して扱います。